2024年05月29日 13:03

オリエントコーポレーションは、バリュークリエーションと、社会問題となっている「空き家問題」の解決に向けて「解体の窓口ローン」を商品化した。

日本における空き家問題は深刻化しており、2023年の時点で900万戸の空き家が全国に存在している。オリコでは、空き家の利活用促進など持続可能な地域づくりへの貢献に資する取り組みを進めてきた。バリュークリエーションは空き家や古家の解体を希望するユーザーに対し、全国1800社の優良解体業者が入札を行うことで適正かつ最安値の見積もりを提供する日本最大級の解体工事プラットフォーム「解体の窓口」を運営し、4月までに2.5万人を超える所有者の悩みに寄り添ってきた。しかしながら、空き家の解体を検討するも、「資金が捻出できない」ことが原因で放置してしまうという所有者が53.3%存在し、空き家問題解決の大きなボトルネックとなっていた。

そこで、全国の金融機関とのネットワークと、さまざまな金融商品を展開するオリコと連携することで「解体の窓口ローン」の商品化に至った。「解体の窓口ローン」は、解体の窓口の利用者向けに提供する無担保保証性ローン。空き家の解体費用はもちろん、その後の建替えや土地活用のために必要な資金など、空き家に関わる多様なニーズに対応できる利便性の高いローンだ。個人客を対象とし、利用金額1000万円、利用期間15年まで利用できる。

解体の窓口