サーチは、小田急エージェンシーが運営する「新宿サザンテラスビジョン」へ、屋外広告視聴者データ可視化サービス「OOH Analytics」の提供を開始した。

「OOH Analytics」は、WOOが提唱する世界標準の視聴者計測ガイドラインに準拠した屋外広告視聴者データをリアルタイムに計測・可視化するサービス。AI画像解析、Wi-Fiシグナルセンサー、位置情報属性データの3つのビッグデータを取得・解析し、客観的なアイトラッキングデータを基にした視聴確率を用い、最小粒度15秒ごとの視聴者データを計測。屋外広告視聴者の人数・性別・年代・来訪回数・視聴秒数・視聴態度などをリアルタイムに専用ダッシュボードから閲覧でき、レポート作成機能では広告出稿ごとの視聴者データを広告主へ提出できる。

これまで屋外広告では、最寄り駅の乗降客数や交通量調査の過去データ等のサーキュレーション、位置情報等の1時間あたりの人流ビッグデータから割り出した拡大推計値から大凡の滞在人数を割り出し、出稿プランニングを行ってきた。出稿後のフィードバックは放映写真のみの場合も多く、効果をはかれないことが長年に渡り課題になっていた。また、広告主からはオンライン広告と同等以上のデータを要望する声が増々強くなっていることや、サードパーティークッキー廃止後の施策としてデータを可視化できるDOOH広告が注目されている現状がある。新宿サザンテラスビジョンでは、「OOH Analytics」導入によりこれらの課題解消をはかる。

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