2024年05月17日 16:04

BookLiveは、創作系個人誌の電子流通を担う「ブリック出版」において、配信した電子書籍による累計作家還元額が15億円を突破したことを明らかにした。
「ブリック出版」は、書籍を電子化する際のデータ加工や流通手配などの業務の一切を代行するサービス。企業に属さない個人作家が制作に集中できる配信環境の整備と、個人作家の作品をより多くの読者に届けることを目的に、2017年11月より事業展開している。
電子書籍化でのセルフ出版は、配信書店ごとに異なる規定に合わせたデータ加工・登録や管理作業が必要となるなど、作家の負担が増大する傾向にある。しかしブリック出版ではこの作業の一切を代行するため、原稿を預けるだけで130を超える電子書店に対して作品を配信することが可能。また、既刊の電子化による再流通促進など、様々な課題を解決するサービスとしても好評で、2023年1月に累計作家還元(印税)額10億円を突破した。
同年2月には作品配信に関する作業を一括管理できる電子書籍配信取次システム「BLIC(ブリック)」の提供を開始するなど、より一層の環境の整備を進め、本年4月に15億円を突破した。マンガだけでなく絵本や小説、写真集など様々な形式の電子書籍配信に対応。個人で活動している作家・クリエイターの作品を、これまで5670作品以上「ブリック出版」として電子書籍化し、国内電子書店へ配信している。詳しくはこちら。