2024年05月14日 20:36

INFORICHは、7月1日9時から「ChargeSPOT」の料金改定を実施。この料金改定により、短時間でのバッテリー返却を促進し、より多くのユーザーが効率よくバッテリーをシェアできる環境づくりを目指す。

「ChargeSPOT」は2018年のサービス開始以来多くの人が利用し、3月には月間レンタルが約160万回になった。週末の都心部などでは、需要がピークに達する時間帯にバッテリーが不足する事態も発生しており、INFORICHはこれまでにもバッテリーの供給量を増やす、偏在解消を強化するなどの対応を行ってきた。その上で利便性を向上し、必要な人に必要なタイミングで効率よくバッテリーが行き渡ることを目的として、最低料金を1時間未満330円とする料金改定を決定した。

現行の料金プランでは「30分だと短すぎて返却が間に合わない」という声をきいているほか、6割以上のユーザーが1時間~2時間以内の間に返却している。このような状況を鑑み、今回の料金改定では30分以上1時間未満の利用を360円から330円に変更。短時間での利用に対して、よりメリットを感じられる設定とした。

また、緊急時だけでなく日常的な利用の簡便性を促進するため、定額制の「ChargeSPOT Pass」は料金を据え置く。1時間以上利用の場合も120時間まで390円の設定となり、コストバリュー高く利用できる。

利用料金改定実施日は7月1日9時以降に開始されるレンタルより。