2024年05月14日 09:02

大和財託は、来期9月より建築技術職(設計職・施工管理職)の賃上げを実施する。

大和財託は資産運用の総合サービスを通して人々の幸せと、地域社会・国の発展に貢献するという理念のもと、企業規模を更に拡大し不動産業界・建設業界をリードするというビジョンを掲げている。このビジョンを実現するためには、幅広い分野における多様な人財確保が重要であると考え、随時給与の改定を行っている。

その改定の1つとして、今期2023年9月より全正社員を対象に給与を平均10%引き上げていたが、さらなる成長促進と優秀な人財確保のため、建築技術職の給与を4%~20%引き上げる運びとなった。

建築業界では1995年頃をピークに労働人口が減少しており、現在では人財不足に陥っていると言われている。高齢化が進み、55歳以上が3割以上を占めていることから、若い働き手を増やさなくては業界自体が年々衰退してしまう可能性がある。大和財託は、若者の「建築業界離れ」を深刻な問題として受け止め、「労働時間は長く低賃金」という厳しい実態を変えるべく、社会保険完備・労務管理の徹底・労働基準法を遵守した働き方が出来るようにすることで、職業イメージや建築業界の概念そのものを変えたいと考えている。この度の賃上げもその取り組みのひとつとなる。

大和財託は、来期9月より建築技術職について、最大20%の賃上げを実施する。賃上げ幅は4~20%。※等級・職位による。