2024年05月09日 16:01

ソニーのデザイン部門であるクリエイティブセンターは、ソニー・ミュージックエンタテインメントと協働で生み出した、新たな打楽器体験「ハグドラム」を初公開する。
これはインクルーシブデザインを通じてあらゆる人が楽しめる体験を創出する活動の一つとして行われるもの。叩いた音を光と振動で感じることができる「ハグドラム」は、仮想のボールをやりとりする「XRキャッチボール」とともに、5月11日に東京で開催される「ゆるスポーツランド2024」に登場する。
「ゆるスポーツランド2024」のオープニングイベントでは、「ハグドラム」を用いたデモ演奏が披露される。また、東京の会場と横浜のソニーシティみなとみらいをMUSVI(ムスビ)のテレプレゼンスシステム「窓」を介してリモートで接続。音を頼りに仮想のボールをやりとりする「XRキャッチボール」が体験できる。詳しくはこちら。
「ハグドラム」は、手のひらで打面を叩いた音を、光と振動で感じるドラム。打面の中心は低音、縁を叩くと高音が出て、光を放つ。また、胴体の2カ所に振動するスピーカーがあり、抱えると脇腹に触れる内側からは自分の叩いた音が、腕に触れる外側からは合奏者の音が振動として再現される。
今後もデザインのあらゆる可能性を開拓し続け、世界中の人々にとってより豊かで心地よいライフスタイルの実現や、デザインとテクノロジーとの融合によってもたらされる新たな価値の「原型」の創造を目指す。