2024年05月08日 20:11

ポーラ・オルビスホールディングスで化粧文化に関する研究活動を行うポーラ文化研究所は、東京都港区南青山に移転し、「化粧文化ギャラリー」を新たに開設する。
化粧文化の学術的な探求を目的に、1976年に設立されたポーラ文化研究所は、化粧文化に関わる資料の収集保存・調査研究・公開普及に取り組んできた。移転にあたり新設した「化粧文化ギャラリー」では、これまでに収集した文化資産と研究で得た知見を、展示、書籍、ワークショップなどを通じて紹介する。また従前からオンラインとリアルで実施しているレファレンスサービスも継続し、個人や企業、団体を問わず、社会からの化粧文化に関わる質問や相談に応える。
4月16日には公式サイト内に「デジタルミュージアム」を公開。設立以来40年以上にわたって企画開催してきた展覧会をデジタル上で再現し、約1000点の所蔵品や絵画資料などを掲載している。世界中からアクセス可能なデジタルと「化粧文化ギャラリー」というリアルな場、その両軸から化粧文化の楽しさを社会に発信し、地域社会との交流を深めていく。
5月16日~8月30日までの第1期は「化粧文化研究のはじまり」をテーマに、当研究所の創設期に収集した婚礼化粧道具や浮世絵などを展示予定だ。
「化粧文化ギャラリー」は5月16日オープン。開室日は木曜日・金曜日(祝日・年末年始は閉室)。※木曜日は予約制。開室時間は11時~17時(最終入室は16時半まで)。料金は無料。
公式サイト ※5月10日よりサイトリニューアル