2024年04月30日 19:33

nokNokは、2024年度の中核的素材としてOCHA(日本茶)を選択し、事業の拡大に挑戦している。今年度、第2弾となる企画として、静岡県静岡市の茶農家、茶問屋と協業し「竜爪茶オーナープロジェクト」をスタートした。これは「幻の茶産地 竜爪茶のオーナーになろう」をテーマにした取り組み。
最盛期は70軒以上の茶農家があったという竜爪(りゅうそう)エリア。しかし現在、その数はわずか8軒まで減っている。その大きな原因は、20年以上続く茶価の下落、そして肥料や燃料などの原価の高騰。頑張ってお茶作りをしても、生計が立てられなければ続けていくことはできない。そうして多くのお茶農家が廃業していった。
今回のプロジェクトでは、消えゆく産地、静岡県竜爪を舞台に、これからのお茶農家の未来の形と、自分に縁のあるものを消費する豊かなライフスタイルを繋げる仕組みづくりに挑戦する。それが「茶樹オーナー制度」。1年間、お茶の樹のオーナーになることで、自分のお茶が年間を通して様々な形で届けられる。
静岡市街が一望できるオーナーの茶畑で収穫し、茶葉としてつくれるお茶はわずか30kgほど。オーナーには年間を通して、季節に合わせた新茶、冷ボトルティーキット、萎凋茶(発酵させて香りを高めたお茶)などのお茶が届く。さらに年間を通じて、竜爪でのイベントへの招待などの特典を用意。通常は入れない茶畑に入り、記念撮影をしたり、農道を進んだ先にある「絶景」でピクニックをすることができる。詳しくはこちら。