2024年04月30日 12:50

インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会は、5月15日から、高専生を対象とする「第5回インフラマネジメントテクノロジーコンテスト2024」の1次募集を開始する。
日本では今、多くのインフラが老朽化し、更新投資の増大が見込まれている。一方、少子高齢化や人口減少、自然災害の激甚化と頻発など、変わりゆく社会課題への対応も急務だ。また、所有から利用・共有へのニーズの変化も見られる。こうした中でインフラの役割やあり方は大きく変わっていくと考えられる。全国画一的な仕様ではなく、地域ごとのニーズや将来像を実現するための新たな価値やサービスを創造・提供するとともに、その方策としての地域共創・協働を推進する役割が求められる。それらを実現するプレイヤーとして、また、地域関係者のコミュニケーターとして、地域に根差した高等専門学校と、地元と技術に深い愛情を持つ高専生がキーパーソンになると考え、同コンテストを企画した。
「インフラテクコン」は、安心してまちに住み続ける方法と、みんなでまちやインフラを守る方法について、地域との協働や革新的な技術・アイデアを競うオンラインコンテスト。協働を重視するコンテストのため、高専生がリーダーであることを条件として、地元自治体や地域企業、他の高専や大学などとの連携を認めている。1次募集では関心表明だけで構わない。
主なスケジュールは、5月15日~6月17日:1次募集期間、7月1日~12日:2次募集期間、9月1日~10月11日:最終作品提出期間、12月24日:結果発表。