2024年04月30日 10:02

埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場)は、5月1日、シアターグループ「カンパニー・グランデ」メンバーの募集を開始する。
彩の国さいたま芸術劇場は、開館30周年を迎える2024年、近藤良平さん率いる新しいシアターグループを立ち上げる。その名も「カンパニー・グランデ」。「グランデ」はスペイン語で「大きい」、「カンパニー」には「仲間」という意味がある。年齢、性別、国籍、障がいの有無、プロ、アマ、などの垣根を越えて、様々な創造性をもった人々が集い、そこから生まれる表現を探求することを目的とした、大きな船のようなカンパニーだ。
舞台芸術には日常生活のあらゆる要素が含まれている。「カンパニー・グランデ」では舞台芸術を軸としてジャンルを超えた様々な学びを得ながら、メンバー同士がそれぞれの人生や生活からアイデアを持ち寄って、対話を重ね、ともに実験を繰り返しながら、作品の創作に向かっていく。劇場という創造・発信する空間で、ここでしか出会えない仲間とともに感性を磨き、表現の世界を深め、未来に向けた新しい創作のありかたを模索していく。
対象年齢は16歳~上限なし。活動内容は、①年間全5期のスタジオワーク、②選抜メンバーによる成果発表(ワーク・イン・プログレス公演)、③講師を含むサロン(対話の場)。
年会費は1万円(税込)/年。募集期間は5月1日~6月9日。