2024年04月26日 15:55

One Terraceは、自治体向け多文化共生WEBサイト・アプリ「わかる」のサービスサイトを、4月25日にリニューアルした。

自治体向け多文化共生WEBサイト・アプリ「わかる」は、全国の都道府県、市区町村ごとにWebページやアプリをカスタマイズして提供。地域の外国人住民支援の効率化と誰も取り残さない双方向コミュニケーションの実現を目指している。今回のリニューアルでは、デザインやページ構成を見直し、新コンテンツとして「実績」を追加。埼玉県秩父市様、愛知県豊橋市様の導入実績を掲載した。画面イメージなども掲載し、今後導入を検討する自治体に対して「わかる」の概要が伝わりやすくなるような構成を心がけた。

外国人材を雇用する企業は、住民登録やマイナンバーカードなど、行政手続きに関しても社員が役所に同行して対応している場合が多く、企業の負担も大きい。また、昼間に働いている外国人住民は窓口に行くことが難しかったり、窓口での通訳サポートの時間帯も限られている。そのため外国人住民の中でも支援が行き届いていない層が一定数存在し、今後も増えていくと考えられる。

「わかる」を実証実験として導入し、外国人住民向けに市が多言語で情報発信を行うことで、生活に関わる手続きやルール等の行政情報を自分の慣れ親しんだ言語で行政情報を手に入れることができ、市民満足度を上げることを目指す。