2024年04月26日 12:55

イノフィスは、2月28日より、「マッスルスーツ Soft-Power」1台、「マッスルスーツ Soft-Light」2台の計3台を秋田県漁業協同組合に試験納品した。
水産庁によると、日本の漁業就業者は一貫して減少傾向にある。特に今回納品を行った秋田県では、漁業者の高年齢化が進行しており、新規就業者の確保が急務と言われている。漁業者が今後持続的に就業できる環境を整え、ケガによる離職を極力減少させるべく、同社としてもマッスルスーツを活用し、労働者保護、身体的負担感の削減に貢献していく。
「マッスルスーツ Soft-Power」は、マッスルスーツシリーズで培った人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込むことで、サポータータイプでは最強クラスの補助力を実現した。「マッスルスーツ Soft-Light」は、マッスルスーツの機能性をより身近で手軽にした、服のように装着できるマッスルスーツ。腰を快適にサポートすることで、さまざまな作業の負担を軽減する。
今回、秋田県の漁業従事者に、船内・船外の作業それぞれの立場でマッスルスーツを着用してもらい、着用の違和感の有無や、作業の効率化、腰への負担感軽減などの有用性を確かめる現地実証を実施予定。船内作業はコンテナ運搬や水産物の選定等、船外作業は市場などでの魚の選別、計量、コンテナ運搬の作業等を想定しており、それぞれの観点で有用性実証実験を実施し、本格導入してもらう予定だ。