2024年04月25日 16:01

似鳥文化財団と「NTT ArtTechnology」、「Bunkamura」、大日本印刷(DNP)は、「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展を、Bunkamuraメタバース上で開催する。これは、似鳥文化財団が所蔵する浮世絵をインターネット上の仮想空間で体感できる企画展。
小樽芸術村は、20世紀初頭に建造された歴史ある建築物5棟4館からなる美術館施設。小樽の街が発展を遂げた19世紀後半から20世紀前半にかけての時代に焦点を当て、国内外の優れた美術品・工芸品を収集、展示している。
その中で、本企画展の開催を通じ、数多くあるコレクションを遠方の人にも見てもらうと共に、メタバースならではの鑑賞方法を通じ、作品の魅力を再発見してもらえればと考える。本企画展では、小樽芸術村が誇る浮世絵コレクションの中から三枚続などで全景を見せるパノラミックな浮世絵中心に紹介する。メタバース上での作品鑑賞を通じ、実物の作品を鑑賞するために小樽まで足を運んでもらう機会の創出につなげていくことを目指す。
なお、本企画展のメタバースで展示する作品は、NTT ArtTechnologyが協業パートナーであるアルステクネと連携。アルステクネの特許技術「三次元質感画像処理技術(DTIP)」を使用して高精細デジタル化した。会期は4月25日~6月30日。詳しくはこちら。