東京書籍から2010年4月に発売された「カクテル手帳」。長きにわたり好評となっている本書は、この4月、7刷となった。

「カクテル手帳」は、世界的バーテンダーが監修した手帳型定番カクテル図鑑。ベース、度数、レシピ、味わい（甘辛）がひと目でわかるほか、それぞれのカクテルの由来や適したTPOなど実用的情報が満載だから、自分好みの1杯や他人に勧める１杯を選ぶときに、またプロにはレファレンスとして利用できる。コンパクトで、持ち歩きにも便利だ。

監修者の上田和男（うえだかずお）さんは、1944年、北海道厚岸郡茶内生まれ。1966年、東京會舘に入社し、バーテンダーとしての第一歩を踏み出す。1974年、資生堂パーラーに入社。バー・ロオジエ店長とチーフバーテンダーを兼務し、以後、数々のカクテルコンクールに出場し入賞。著書に「カクテル・ブック」（西東社・監修）、「上田和男のカクテルノート」（柴田書店）、「カクテルハンドブック」（池田書店）、「カクテルテクニック」（柴田書店）などがある。

掲載銘柄は、「ウイスキー・ベース」ウイスキーサワー、ウイスキーハイボール、ウイスキーフロート、オールドパル、オールドフアッションド、キングスバレイ、ゴッドファザーなど。「ブランデー・ベース」アレキサンダー、オリンピック、カルヴァドスカクテル、サイドカー、ジャックローズ、シャンゼリゼ、スティンガーなど。「ジンベース」アラスカ、グリーンアラスカ、ギブソン、マティーニ、エメラルドクーラー、ギムレットなど。