2024年04月17日 15:38

システートは、同社の製品で対訳テキストの検索・閲覧・編集をおこなう TextDB Browser に自治体関連の用語データを集積。誰でも閲覧できる形で「自治体言語資産データベース」として公開した。
自治体で使用される用語には共通で使われるものが多く存在するが、どう表記すべきか迷ったり、多言語に展開する場合にどう翻訳すべきか判断に苦労するケースもある。
「自治体言語資産データベース」には、愛知県名古屋市が作成したデータを元に、自治体で使用されている用語が対訳形式で集積されている。原文としての日本語と翻訳を、セットで閲覧することが可能。これまで各自治体で個別に収集・翻訳されていた用語をとりまとめることで、どのような用語が使われているのか、それらがどう翻訳されているかを共有し、より分かりやすい情報提供を実現することを目的としている。このデータはクリエイティブ・コモンズ BY ライセンスで公開されており、誰でも自由に閲覧することができる。
対応言語は、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語 (順次拡張予定)。自治体言語資産データベースは、自治体の多言語での情報発信に貢献することを目指しており、今後も用語の蓄積と対応言語の拡大を推進していく。公開はこちら。