2024年04月16日 15:55

OKIは、睡眠習慣を改善する行動変容サービス「Wellbit Sleep(ウェルビット・スリープ)」の販売を開始する。

「Wellbit Sleep」は、利用者がLINEなどのスマートフォンアプリに日々の睡眠時刻や睡眠に関するアンケートを入力することで、パーソナライズされた行動アドバイスのメッセージを受け取ることができるクラウドサービス。健康増進サービスを提供しているサービス事業者向けに6月からサービス提供を開始する。

現在、日本においては一般成人の30~40%が睡眠に悩みを有しており、昼間の生活や労働に支障が出ることが問題視されている。OKIは多くの人の健康的な睡眠を支援し、元気に働ける日本社会を支えるため、2020年度より京都大学およびヘルステック研究所との共同研究を開始し、スマートフォンを活用して健康的な睡眠習慣を支援するアプリケーションを共同開発、京都大学によって睡眠に問題意識を持った労働者を対象とした臨床試験を実施してきた。

「Wellbit Sleep」は、OKIが行動変容技術に基づいて独自開発した行動変容プラットフォーム「Wellbit」に、共同研究の成果である睡眠医学の知見「メッセージ規則」を搭載。利用者の睡眠データをもとに最適なタイミングで健康的な睡眠につながる行動を「Wellbit Sleep」が判断し個別に提案する。京都大学が実施した睡眠に問題意識を持つ労働者を対象とした臨床試験では、睡眠の自覚が改善されることを確認した。

「Wellbit」紹介サイト