2024年04月16日 15:54

モリサワは、楽天グループと日本語コーポレートフォント「Rakuten Sans JP」を共同開発した。
楽天では、そのブランド価値の向上を図る一環として、2020年に開発された欧文コーポレートフォント「Rakuten Font」と、モリサワが提供する「UD新ゴNT」の日本語フォントが主に運用されてきた。そして今回、日本語での情報発信においても、より一層ブランドの統一感を表現するため、日本語コーポレートフォントの開発も行うこととなり、楽天グループの戦略的ブランディングにおいてクリエイティブ面をリードする組織「楽天デザインラボ」と、多数のコーポレートフォント開発実績もあるモリサワとの共同開発が実現した。
「Rakuten Sans JP」は、欧文コーポレートフォント「Rakuten Font」のサンセリフ書体である「Rakuten Sans」との親和性を持たせながら、チーフクリエイティブデザイナー佐藤可士和さんの監修のもと、楽天のブランド方針やTone of Voiceを体現するデザインとなっている。これまで使用されてきた「UD新ゴNT」をベースに、欧文エリアを「Rakuten Sans」に合わせ、すべてのかなに独自のデザインを施すことで、オリジナリティとこれまで通りの読みやすさを追求した。「Rakuten Sans JP」は楽天のコーポレートサイトなどで使用されるほか、その他のサイトや各種アプリ、IR資料などで広く活用される予定だ。