2024年04月12日 13:01

東京ガスは、4月10日、環境分野で業界をリードする事業活動を行う企業として、環境省が企画する「エコ・ファースト企業」に認定された。
「エコ・ファースト企業」は、環境の分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行う企業を環境大臣が認定するもの。認定された企業は、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策など、自らの環境保全に関する取り組みを約束し、各業界における環境先進企業として推進することが期待されている。
東京ガスグループは、2019年に公表したグループ経営ビジョン「Compass 2030」で、エネルギー企業として初めてCO2ネット・ゼロへの挑戦を宣言した。2021年の「Compass Action」では「責任あるトランジション」を掲げ、その実現のために、天然ガスの高度利用によるCO2削減や、再生可能エネルギー拡大およびe-メタン等によるガス・電気のカーボンニュートラル化に取り組んでいる。3月には、2050年までの具体的な道筋を「東京ガスグループ カーボンニュートラルロードマップ2050」にて公表した。事業活動を通じた生物多様性等の地球環境の保全や、地域に根差す企業グループとして、地域・コミュニティの活性化に貢献し、環境意識の向上と環境教育等の取り組みを推進している。今回、「脱炭素社会への移行に係るもの」「環境金融に係るもの」「自然との共生に係るもの」「環境教育の振興に係るもの」の4分野において、先進性・独自性・波及効果が評価され、「エコ・ファースト企業」として認定された。