京都府京都市の「鳥さき」が「蛤坂（はまぐりざか）まえかわ」とタッグ。「石川応援チャリティー焼鳥会」を実施する。

「蛤坂まえかわ」は、石川・金沢にての予約の取れない焼鳥店として話題の店。築100年の町家をリノベーションした古都・金沢らしい趣のある店で、2020年のオープンから半年足らずにも関わらず、2021年5月に発表された「ミシュランガイド北陸2021特別版」で一つ星を獲得する快挙を成し遂げた。

今回のイベントは、「鳥さき」で大将を務める畑智己さんと、「蛤坂 まえかわ」を運営する大将・前川良輝さんが手掛けるコース料理を楽しむもの。能登半島地震の甚大な被害を憂い、前川さんの故郷である石川県を応援すべく立ち上げたプロジェクトとなる。

実は畑さんと前川さんは、世界から予約が殺到する焼鳥店で修業をした兄弟弟子。共にオープンから1年足らずで、「ミシュランガイド』」で一つ星を獲得するという快挙を成し遂げた折り紙付きの腕前を持っている。

このたびの1夜限りで実現する夢のタッグが提供する料理は、石川県の食材やお酒を取りそろえたスペシャルメニュー。焼きは畑さんと前川氏さんの二人で担当。能登の地酒「竹葉（ちくは）」の酒粕や、珠洲市で500年以上前から作り続けられてきた希少な海水塩、金沢のブランド野菜・加賀れんこんなどを使用する。価格は1人1万8000円。売上は食材費などの一部経費を除き、全額寄付される。