ハピネットは、全国の20代から60代以上の560名を対象に、カプセルトイの大人需要に関する調査を実施した。

まず大人になってからカプセルトイを購入している人の割合は35.6%。性年代別にみると、「20代女性(54.1％)」「30代女性(51.7％)」と、20～30代女性の2人に1人が大人になってからカプセルトイを購入したことがあるという結果となった。男性は「20代男性(41.8%)」、「30代男性(42.0%)」となり、昨年の調査と比較すると、「30代男性」で+9.6%と大きく増加している。

一度の購入機会でカプセルトイに使用する平均金額を聞いたところ、「400～1000円未満(47.1%)」が最も多くなった。多くの年代で15～20%程度の人が1000円以上使用すると回答しており、一度に複数個購入するユーザーも少なくないようだ。

購入するカプセルトイの1個あたりの平均金額は、「100～400円未満(60.2%)」が最多。昨年と比較すると、「100～400円未満」の割合は7.1%減少し、「400～700円未満」の割合が6.2%増加した。ハイクオリティで高単価な商品の増加の影響により、平均価格帯が上昇していることが推測される。

カプセルトイの魅力は「クオリティの高さ(53.6%)」が最も多く、よく購入するカプセルトイは「キャラクター×フィギュア (37.9%)」が最多。さらに8割以上がカプセルトイ専門店を利用したことがある、または知っていると回答した。