2024年04月01日 09:58

Funday Technologiesは、建設業界に特化した人材紹介事業「建設ワークス」を開始した。

建設業界は深刻な人手不足問題に悩んでおり、6.3万人の人手不足であるとされている。日本全体での労働人口も減少傾向にあることから、規模の縮小・廃業の危機に直面することが予想される。しかし、人手不足・高齢化が問題視される一方で、建設業の需要は拡大しており、国土交通省の「令和4年度(2022年度)建設投資見通し 概要」によると、2015年ごろから建設投資額(名目値)は右肩上がりとなっており、2022年度の建設投資は66兆9900億円(前年度比0.6%増)にのぼる見込みだ。現在も人手不足問題・従事者の高齢化に伴い、建設業界で働いている人1人当たりの負担は大きく、需要の高まりと人材供給に対する崩れたバランスを解決すべく、事業をスタートさせた。

「建設ワークス」は、建設業界に特化した転職支援サービス。建設業界に特化した人材紹介事業では、求人開拓・企業担当者との関係構築・精度の高い求人情報を集め、最適な情報を候補者に提供することで、マッチングの精度を高め、建設業界の人手不足を解消する。建設メディア事業では、業界未経験の候補者でも実際に建設業界で働くイメージを持てるような情報を発信しており、今後は既に建設業界で働いている人が業務中に疑問に思った用語や工具の使い方についての情報発信も行なっていく。また、建設業を営んでいる企業にインタビューして、企業の実際の施工事例・1日の流れ・会社の雰囲気などから魅力を伝えていく。

建設ワークス