2024年03月27日 12:23

サンショウは、全面糊つき掛け紙「ハレオビ」を、4月10日~12日まで東京ビッグサイトで開催される外食・中食業界の展示会「FABEX東京2024」に初出展する。「ハレオビ」は、テイクアウトやデリバリーの食品容器に迅速かつ簡単に貼付できる新しいタイプの掛け紙で、従来の包装作業の時間を50%短縮する。

従来の掛け紙は容器にテープで固定するのがスタンダードだった。「ハレオビ」は掛け紙全面に糊が付いており、剥離紙を剥がして容器に貼り付けるだけで容器をしっかりと固定することができる。サンショウは45年のラベル・シール印刷のノウハウを活かして、容器に適合するサイズと容器との相性の良い粘着ラベルを研究。貼りやすさと剥がしやすさの両立を実現した。

コロナ禍を経て、テイクアウトやデリバリー市場は急速に拡大しており、需要の回復や喫食機会の増加に対して製造現場の人手不足が問題となっている。特に高級弁当の包装にテープやゴム紐を使用する製造現場において、その作業の負担は大きい。「ハレオビ」は、このような市場のニーズに応える製品であり、包装作業の省力化とスピードアップを実現。またインバウンド需要に向け、高級感を訴求できる和紙素材もバリエーション豊富。

展示会ブースでは、「ハレオビ」を使用した容器の実例と、使用感を体験できるサンプルを多数用意。また貼り方の動画も上映する。詳しくはこちら