2024年03月21日 16:06

スカパーJSAT、ゼンリン、日本工営は、3月21日より、衛星データを用いて、斜面や地盤、インフラの変動をミリメートル~センチメートル精度でモニタリングする法人および自治体向けサービス「LIANA(リアーナ)」で新たに低価格帯定額利用サービスプラン「LIANAメッシュ」の提供を開始した。
SAR(合成開口レーダー)衛星データは、広範囲の地域を一括で解析しモニタリングできる利点がある一方で、高額な費用がかかる課題があり、ユーザーは低価格で必要な範囲だけをモニタリングできるサービスを求めていた。メッシュプランはそのニーズに応え、低コストかつ定額制のサービスとして、より多くの顧客に利用してもらえるようにした。
これにより、昨今頻発する災害や、社会課題となっている老朽化したインフラの増加に対し、日々少ない人手やコストで業務している人々にとって、負担が少なく手軽に利用可能となる。また、現場の人々の予防保全の意思決定をサポートすることにより、災害に対する不安の低減を図ることで安全・安心なまちづくりに貢献する。先行導入企業として、インフラ事業者の維持管理分野、建設コンサルタントの道路、河川・砂防、海岸分野における地盤調査、測量、設計の効率化、高度化、建設会社の施工分野等、幅広い企業に利用されている。
利用料金は、「メッシュプラン」21万円/年~。