2024年03月21日 12:57

ロボット技術検定機構は、青少年向け「ロボット検定」を4月に全国各地で開催する。

「ロボット検定」は、ロボット工学とプログラミングの実践的なスキルを測定する試験。レゴエデュケーションのロボット教材を用いて、学生がどれだけ知識と技術を身につけているかを認定する。この検定の大きな特徴は、実技問題にある。試験では、ロボットの組み立てと、そのロボットを使って特定のミッションをクリアするためのプログラミング問題が出題される。対象は、小学校低学年向けの「ロボット検定ジュニア」と、小学3年生以上を対象とした「ロボット検定」に分かれている。生徒は自らの学年と技術レベルに応じた検定に挑戦でき、これにより、バランスの取れた知識と技能の向上を目指す。

プログラミング的思考やロボティクス技術は、21世紀社会において不可欠なスキル。日本は産業用から家庭用に至るまで、高度なロボット技術を長年にわたり提供してきた。ロボット検定を通じて、若い世代がこれらの技術を学び、将来のキャリア形成に役立てることが期待される。

受験料は、ロボット検定ジュニア3級:2900円、2級:3900円、1級:4900円、ロボット検定3級:3300円、準2級:3800円、2級:4800円、準1級:5800円、1級:6800円(すべて税抜)。開催日程は、4月14日・20日・21日(会場により実施日が異なる)。会場は全国のロボット検定指定会場。

ロボット検定公式ホームページ