2024年03月18日 19:50

Luupは、LUUPの電動キックボードや電動アシスト自転車の安全な走行をサポートする取り組みとして、「ナビ機能」の試験提供を3月最終週より開始する。
これは、ナビタイムジャパンとの連携に基づいた取り組みであり、「NAVITIME API」の自転車ルート検索機能を活用して、LUUP利用時の推奨ルートをアプリ画面上に表示する機能となる。
2023年7月に改正道路交通法が施行され、基準を満たす電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」という新たな枠組みに位置付けられた。最高速度20km/hの制限で車道の左側端を走行し、特定の標識のある歩道においては、最高速度6km/hのモードに切り替えることで走行できることとなった。
Luupも施行と合わせ、特定小型原動機付自転車の交通ルールに則った電動キックボードの利用を案内してきた。乗車前に全問・連続正解を必須としている交通ルールテストにおいても、通行場所に関する設問を設けている。また、6km/hモードを用いた歩道走行については、あくまで車道走行が危険だと感じた場合における回避先として推奨している。
今回、自転車に適したルート検索機能を活用することで、LUUPのライドに対して出発ポートから目的地ポートまでの推奨ルートが、ライド開始と同時にアプリ内で表示される機能を開発。利用者のルート選択を適切にサポートし、快適な利用体験の実現のみならず、その結果として自動車・歩行者との接触による交通事故や、交通違反の減少に繋がることを期待している。