2024年03月18日 15:52

文政元年、和紙問屋として創業し205年を迎えた丸庄では、新商品として、サーキュラーエコノミーに焦点を当てた商品タグを印刷通販サイト「まるイロ」で発売を開始した。

新商品「サーキュラーエコノミー商品タグ」は、原材料の一部に産業廃棄物を使用し製造されたサーキュラーエコノミー対応用紙を使用した商品タグ。対応用紙は、バナナペーパー(バナナ)、CaMISHELL(たまご)、バガスシュガーF(さとうきび)、小豆殻COC(小豆)、Kome-kami(お米)、サーキュラーコットンペーパー(衣類)。使用する紙によって手触りや色味が異なり、それぞれに特徴があるため用途によって使い分けることができる。

現在フードロス及び産業廃棄物の問題が深刻化している。この用紙を使用することで廃棄物の削減やリサイクルの促進により、排出物処理コストの削減に寄与する。またサーキュラーエコノミーの考え方に基づいた紙を使用することは、企業の環境に対する取り組みをアピールする効果も。消費者からの信頼や好感度を高め、企業イメージの向上につながる。

食品業界フードロスは、地球温暖化やさまざまな社会問題につながる問題。フードロス削減に取り組み、廃棄食品を有効活用した商品を積極的に取り入れることで、企業の社会的責任(CSR)を果たし持続可能な社会の実現に貢献する。