2024年03月11日 12:49

AirXは、つくば航空と連携し、茨城県つくば市に空飛ぶクルマのデモフライト、地上インフラ、技術実証や整備拠点として「つくば空飛ぶクルマ テストフィールド」を開設した。
AirXは、ヘリコプター、プライベートジェットに限らず、空飛ぶクルマと呼ばれる次世代航空機(eVTOL)の仕入れから販売、ヘリポートの設置・運営など、次世代のエアモビリティの供給源となるインフラ構築を実現する会社。
近年、MaaS(サービスとしての移動)や自動運転車、バイクシェアや電動キックボード等、人の移動を担う新たな概念や技術が導入されており、人やモノ移動に関する概念が変化してきている。「空飛ぶクルマ」は、「陸」に比べて活用が進んでいない「空」での移動を担う新モビリティであり、普及が進めば都市部での渋滞緩和、CO2排出削減といった社会課題の解決に寄与するものとして期待されている。このような未来を日本で展開する第一歩として、今回、空飛ぶクルマの実証・インフラ拠点「つくば空飛ぶクルマ テストフィールド」の開設にいたった。
開設を記念して、EHang社の空飛ぶクルマ「EH216-S」の実証フライトを開催。同実証は空飛ぶクルマの社会実装に向けた取り組みとして、飛行安全の検証と社会受容性の向上を目的に実施する。空飛ぶクルマが関東圏の空を飛ぶのは同実証が初めての取り組み(3月、同社調べ)となる。
一般公開日は3月20日(抽選制)、ビジネス・メディア公開日は3月21日(事前登録)。会場は、つくばヘリポート(茨城県つくば市上境992)。