2024年03月07日 19:37

世界的に有名な元F1レーサーのセバスチャン・ベッテルさんが、生物多様性への関心を高めることを目的に立ち上げたプロジェクト「Buzzin’ Corner」。このプロジェクトの一環で鈴鹿サーキットへ設置していた昆虫の隠れ家となる「昆虫ホテル」が、3月12日、山田養蜂場へ寄贈される。
ベッテルさんは、生物多様性への関心を高めることを目的とした「Buzzin’ Corner」プロジェクトを2023年9月に立ち上げた。そのプロジェクトの一環として、蜂などの昆虫の隠れ場所となる昆虫ホテルを制作し、2023年9月に鈴鹿サーキットのターン2に11基設置された。
ベッテルさんは、鈴鹿サーキットに設営した昆虫ホテルを、より活用してもらえるところがあれば寄贈したいとの思いがあり、寄贈先を探していた。その際に、世界55以上の国と地域で環境保護活動を行っている「グリーンピース」経由で、同社に声がかかったという。
養蜂業を営みながら、これまで自然環境保護活動を積極的に行ってきたこと。また、多数の昆虫ホテルを自然の中で有効に活用できるだけでなく、観光施設である山田みつばち農園で多くの観光客にも、昆虫ホテルの存在を通じて生物多様性の問題を知ってもらえるということが理由となった。なお、3月12日10時~11時に、グループ会社である山田みつばち農園(岡山県)で寄贈式を開催する。