2024年03月05日 10:11

シンクパールは、女性の健康週間(3月1日~8日)と国際女性デー(3月8日)にあわせて「第10回NIPPON女性からだ会議2024」を3月3日に開催した。
シンクパールは女性の健康教育と予防医療の推進を行う一般社団法人。「女性からだ会議」では、2023年の出産数が76万人を下回るなどと本格的な少子化が進む日本において、地方と都市の共存共栄を考えながら、性差に応じた健康支援や女性特有の健康課題等の解決に取り組む企業をより一層促進し、誰もが働きやすい多様な暮らし方、働き方を考える。
シンポジウム10周年を記念しスタートした事業「女性の健康フレンドリー企業」においては、企業の女性活躍推進やダイバーシティ、健康経営等に施策に基づき、妊娠・出産などのライフイベントや、がんや更年期等、性差特有の健康問題と仕事の両立や、課題解決などに前向きに取り組もうと意欲を示す企業が学びを深め、取組を組織内外へ主体的に発信する支援を行う。「女性の健康フレンドリー企業宣言」を行った約40社から、その活動が評価された「優秀賞」18社がプレゼンテーションを行い取り組みを紹介した。さらに個別ヒアリングと有識者の選考に鑑み各賞を決定し、表彰式を執り行った(大規模企業部門大賞「パーソルキャリア」、事業者部門大賞「住友生命保険相互会社」)。今後は、宣言のエントリー対象を中央省庁、地方自治体等に拡大し、さらに地方の中小・スタートアップ企業にも広く参加を募っていく。