2024年03月05日 09:02

トレ食は、廃棄されてしまう野菜や、未利用の植物などから、食物繊維であるセルロースを抽出し、トレ食で初めてとなるプラスチック全体の51%以上をセルロースに置き換えた植物性の製品を、Makuakeにて先行販売を実施し、200%超えを達成した。

セルロースとは、植物の主な成分の一つで、食物繊維の一種。加工が可能な成分とされることから、紙製品の代わりや、プラスチック樹脂へ混ぜ込み、プラスチック製品の代替品にすることが出来る。セルロースは一般的には多数の機械で処理を行い抽出するが、草木に含まれるセルロース繊維を利用するためには、取り除かなくてはならない成分が多くあり、複雑かつコスト面などから現実的ではないため、実用的には不向きだった。

トレ食は協力会社との連携で、加水分解・酵素分解・乳酸菌の3つのコア技術を組み合わせることにより、糖やたんぱく質、ミネラルなどの細かい成分に分解が可能な装置、「連続式処理試作機」を独自に開発をし、これまで分解が難しかったセルロースを分解する技術を開発し、あらゆる食品や植物を有効成分と個体セルロース、糖水溶液に分解することが可能となった。これらのセルロース技術は事業者のコスト削減や、世界のフードロス問題の解決への糸口となる。

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