2024年03月01日 15:56

SOLOが取り組む「aemono project」の企画・デザインのもと、3月1日、山梨県産の木材を使用した絵画用パレット型のお皿「森のパレット」が登場する。「aemono project」とは、デザイナーや建築家の知恵と全国の作り手の技とを「和え物」のように組み合わせて独自の製品を生み出すプロジェクト。

このたびの「森のパレット」は、山梨県産木材を使用した絵画用パレット型の皿で、山梨県林政部・甲府刑務所・山梨県立美術館の協働により実現した。3月1日より、ふるさと納税返礼品として取り扱いを開始するとともに、山梨県立美術館ミュージアムショップでも販売する。

木材・手仕事・パレットの形、それぞれの特性がうまく組み合わさることで、使い込むほどに味わいを増してゆき、ついつい手に取りたくなる軽くて滑らかで温かな商品が完成した。素材は、水に強く軽いことで知られる山梨県産の木材「サワラ」を用いた。製作は甲府刑務所の刑務作業として、受刑者が木材の加工から印象的な焼印の刻印まで、一枚ずつ丁寧に手作りしている。山梨県に19世紀の画家ジャン=フランソワ・ミレーの作品を多く所蔵する県立美術館があることから、画家の仕事道具「パレット」を着想源にデザイン。ワイングラスを添えて片手で持てるようなデザインは、日常使いはもちろん、立食パーティなどでも活躍する。

価格はふるさと納税一口1万円につき1枚から。山梨県立美術館ミュージアムショップでの販売価格は2750 円(税込)。