2024年03月01日 15:49

富士河口湖町観光連盟は、富士河口湖周辺のオーバーツーリズム解消と地域の魅力拡大を目指し、3月1日から「富士河口湖1周スタンプラリー」を開催する。

「富士河口湖1周スタンプラリー」は、西湖や精進湖、本栖湖を含む全10エリアを巡り、スタンプを集めることで誰でも簡単に参加できる。参加者は全10エリアに設置されたそれぞれ2つの観光施設のどちらか1つの観光施設のスタンプを押印すればそのエリアはクリアとなる(ただし、富士急ハイランドエリアのみ1施設)。1人1回の応募が可能で外れがなく、参加者全員が500円から最高で100万円分の観光連盟会員施設で使用可能な商品券を獲得できるチャンスがある。

この取り組みの背景として、富士河口湖周辺におけるオーバーツーリズムの問題がある。富士山の圧倒的な魅力は世界中から観光客を引き寄せているが、2023年からはコロナ禍の影響が薄れ、観光客が急増しており、地域の収容能力を超える状況にある。対策として、人の流れを制御する試みが行われているが、根本的な解決には至っていない。この問題に対処するため、富士河口湖町観光連盟は、観光客の範囲を制限するのではなく、広げることで、まだ知られざる地域の魅力を伝え、楽しんでもらうことを目指している。

期間は3月1日〜2025年2月28日。大抽選会は2025年3月22日。観光連盟会員施設でスタンプ用紙を入手してスタート。

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