2024年03月01日 10:16
ファーストパートナーズは、アスリート向けの資産運用コンサルティング「Athletes Wealth（アスリートウェルス）」のサービス提供を開始した。
今年始まった新NISAや一般的な金融リテラシーの広がりなどが後押しして、個人の資産運用が加速傾向にある。しかしながら、スポーツ業界においては選手寿命や怪我のリスクなど一般的な会社員や事業主とは異なり、スポーツ選手特有の事情に対して十分に配慮された金融サービスが少なく、お金に関する不安を抱える人が多いのが現状だ。ファーストパートナーズが実施したアンケート調査によると、回答者のうち96%の人が「現役中の怪我や病気で収入面の不安を抱えている」と回答し、78%の人が「引退後のライフプラン設計ができていない」と回答していることが明らかになった。
「アスリートウェルス」は、スポーツ選手が現役中や引退後でもお金の不安を感じずにいられるよう、独自の分析ツールや資産運用のアドバイザーによるサポートを提供する、スポーツ選手特化型の金融サービス。はじめに、同社独自のAI ChatBotを使って26個の質問に答えることで、簡易診断結果を得られる。このデータを元に、希望者にはファイナンシャルアドバイザーによる面談やライフプランの設計におけるアドバイスを受けることができる。資産運用開始後にも、ユーザーは自身の資産運用状況やシミュレーションをマイページのポータルから確認できるだけでなく、定期的なフィードバックやポートフォリオの見直しなど、担当者が顧客と伴走して長期的なサポートを行う。
