2024年02月29日 12:54

日本財団は、3月18日~27日の期間限定で、香川県の四国水族館にて、子どもたちが瀬戸内海の海洋ごみについて考える体験型展示イベント「海をたすけるすいぞくかん」を開催する。
瀬戸内海は閉鎖性海域で外海からの海洋ごみの流入が少ないため、瀬戸内海で発生するごみの大半は街から流出したものであるという課題がある。日本財団は2020年に瀬戸内4県とともに「瀬戸内オーシャンズX」を発足。2025年までに瀬戸内海への新たなごみの流入を70%減らし、回収量を10%以上増やすことを目標としている。その一環として、子どもたちに自分たちが住む街のごみを減らせば、海洋ごみが減ることにつながることを理解してもらうために、2023年に絵本「海をたすけるももたろう」を作成し、2024年2月から瀬戸内地域の小学校41校を対象に、絵本を活用した本年度の活動の第1弾「海をたすける学校」の特別授業を実施している。そして今回はこの活動の第2弾として四国水族館での展示イベント「海をたすけるすいぞくかん」を行う。
「海をたすけるすいぞくかん」は、現在放映中のCMでもおなじみの「海をたすけるももたろう」のキャラクターが絵本の世界から飛び出し、海洋ごみについて解説をしている。子どもたちは、館内各所にある6つのスポットを巡り、隠れたキーワードを見つけることで、海洋ごみについて主体的に楽しく学び、理解を深める内容となっている。
参加料は無料(別途入館料が必要)。日程は3月18日~27日。時間は9時~18時。場所は、四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4)。