2024年02月27日 15:00

稲垣塗装所は、2月、仏壇を手放す際の新しい選択となる仏壇供養サービス「結壇(Yuidan)」を開始する。
稲垣塗装所は創業50年の歴史を持つ静岡市の仏壇製造業。核家族化や住宅事情などのライフスタイルの変化によって、実家や自宅にある仏壇の処分について悩む人が増えている。「置く場所はないけれど、代々受け継がれてきた仏壇を廃棄するのは心が痛む」という声を受け、保有する仏壇の一部を利用して手のひらサイズの仏壇へと作り変える「結壇」が誕生した。
「結壇」は、多様化するライフスタイルに寄り添いながら、「仏壇の置き場所問題」と「先祖の想いを引き継ぎたいという気持ち」両方を可能にした。専用の位牌やおりんなどの仏具を収納することができるので、「仏具や仏壇は手を合わせる時以外はしまっておきたい」という人にもおすすめ。また、パーツがある限り1つの仏壇から複数の仏壇を作ることが可能。両親から引き継いだ仏壇を新しい形に作り替え、兄弟がそれぞれの家に同じものを置くことができる。30年以上の経験をもつ同社の代表で仏壇のプロ、稲垣豊さんが的確なアドバイスとともに、希望に応じて最適なプランを提案する。
料金は、「梅(部分リノベーション)」四角型:11万8000円、円背形:12万8000円、「竹(フルリノベーション)」四角型:16万8000円、円背形18万8000円、「松(オリジナルオーダー)」フルオーダー:29万8000円~(すべて税込)。対応エリアは、静岡県・神奈川県・東京都・愛知県(他のエリアについては要相談)。