2024年02月27日 12:24

河出書房新社は、「世界と日本がわかる 国ぐにの歴史」シリーズ最新刊として、「一冊でわかるカナダ史」を2月27日に発売する。
2019年の刊行開始以来、大好評の「世界と日本がわかる国ぐにの歴史」シリーズ。刊行20タイトル目として、本書はカナダの歴史を一冊にまとめた。北アメリカ大陸をアメリカとほぼ二分し、カナディアン・ロッキーやナイヤガラの滝など、大自然があふれる広大な国・カナダ。主要国首脳会議(G7)のメンバー国でありながら、私たち日本人はカナダのことをほとんど知らないのではないだろうか。その知られざる歴史や文化、社会から、世界でも抜きん出た協調主義を取る先進国、カナダの実像を解説する。なぜカナダは多民族、多言語、多文化社会となったのか。そして、これを克服するためにどのような課題をどのように解決してきたのか。本書はカナダの歴史を辿りながら、カナダという国の本当の姿を浮き彫りにしていく。
本書では、カナダの歴史の全体を6章に分けて、先住民の定住から現代までを、地理、気候、政治、文化を交えながら、辿っていく。各章では細かく項を設定し、ポイントとなる事象をやさしく解説。地図や図表、イラストを配して、理解を助ける。巻末には、カナダの歴史年表なども掲載している。カナダが生んだ偉人、盛んなスポーツから、国旗や国歌についてのコラム。時代に応じて日本では何が起こっていたかなど、折々に興味を高めるコラムを配した。
定価は1870円(税込)。発売日は2月27日。