遠鉄観光開発は運営する「ホテルコンコルド浜松」内に、TOUCH TO GO（TTG）が開発した無人決済システム「TTG-SENSE MICRO」を導入した売店「CONCORDE GO」を2月29日にオープンする。

東海地方のホテルにおいて、無人決済システムの導入は初の事例となる。今回の「TTG-SENSE MICRO」導入及び設置は、グローリーとの協業により実現した。

無人決済システムの導入は、近年社会問題となっている観光業における人手不足の解決や、ホテルの利便性およびCS向上を目指した取り組み。無人決済システムにより省人化を実現することで「ホテル内売店」を復活させ、リニューアルオープンする運びとなった。

TTGの無人決済システムは、店内に複数設置したカメラやセンサーを使い、利用者の動きと手に取った商品をリアルタイムに認識する。利用者が決済エリアに立つと購入商品や会計金額がレジ画面に自動で表示される。商品バーコードをスキャンする手間がなく、スピーディーに会計を済ませることが可能だ。また、会員登録や専用アプリが不要で、レジの画面表示は多言語（日英中韓）に対応する。一方運営者にとっては、レジ業務を自動化することでオペレーション負荷を軽減し、スタッフの業務を効率化する。

「CONCORDE GO」は2月29日10時よりオープン（予定）。営業時間は5時～23時。※休業日はホテル休館日に準ずる。場所はホテルコンコルド浜松1F。