2024年02月22日 12:59

カツデンは、「鉄窓(テツマド)」を2月22日より販売開始する。
伝統工芸である組子は「和」の印象が強く、和室が大きく減少している昨今では使用される空間のテイストが限られ、その存在すら認識している人が少なくなってきている。しかし、スチールで組子を再現することで、モダンな住宅等、より幅広いテイストの空間に取り入れることが可能になる。また、スチール板を重ねることで見せる立体的な表情はこの商品「ならでは」であり、他の手段では代替できない特別なデザインを実現できる。同社の「鉄窓」の発売により、「組子」の再認知が広がり、伝統工芸を守ることにも間接的に寄与できれば、と考えている。
「鉄窓」は、日本の伝統工芸「組子」をモチーフにした幾何学模様を組み込んだ小窓で、室内壁を彩ることができる。レーザーで加工したスチール板を重ねる構造であり、木材を加工して作るには難易度が高い文様を表現できることが、同商品の特徴だ。色は艶消しブラックのみとし、サイズ展開は4種類。サイズにあった開口を壁に作れば、組まれた「鉄窓」を嵌め込んでビスで固定するだけで施工は完了する。嵌め込む角度によっても表情を変える5種類の幾何学模様とガラスを組み合わせると、表現できる文様の数は771通りとなる。
価格は2万5000円~15万1000円(税抜)。