2024年02月21日 09:43

日本フィランソロピック財団は、2月20日、第3回「子どもまんぷく基金」の助成先公募を開始した。

日本フィランソロピック財団は、2020年に設立、社会貢献事業への資金提供を目的として、寄附を募り、それを基金として管理運営し、助成や奨学金・顕彰などを行う事業を行っている。寄附者ひとりひとりの「おもい」を「意義ある寄附」として大きく育み、未来への投資としてより豊かな社会の創造を目指している。

今、日本では9人に1人の子どもが相対的貧困状態にあると言われている。また、コロナの影響もあり、生活に困窮する家庭は増加傾向にある。貧困は、子どもたちから様々な機会を奪う。おいしいごはんをお腹いっぱい食べるという幸せも、その1つだ。「子どもまんぷく基金」は、日本フィランソロピック財団が「子どもたちにおいしい物を食べてもらい、子どもらしい幸せな時間を過ごしてもらいたい」という寄附者のおもいを受けて設立した。この基金は、養育環境の理由で十分な食事が取れない子どもたちへの食事支援事業や児童養護施設など子どもを養護している施設への食事支援事業を実施し、特に、今すぐに支援が必要な子どもたちへ支援を届ける為、機動的に活動し直接支援をしている事業や団体を支援することを目的としている。助成内容は、助成総額:1000万円(予定)、1団体あたりの助成金額:300万円、採択団体数:4〜6団体程度(予定)、助成対象期間:7月~2025年6月。

スケジュールは、公募期間:2月20日〜4月2日17時、結果通知:6月下旬(予定)。

子どもまんぷく基金 / 募集要項