2024年02月20日 13:54

インテージは、2月22日「猫の日」に向けて、全国の15歳から79歳の男女(5000人)を対象に実施した「ペットに関する調査結果」を公開した。

はじめに、現在自宅でペットを飼っているかをたずねたところ、飼っている人は全体の23.8%で、およそ4人に1人が何らかのペットを飼育していることが分かった。内訳を見てみると、「犬」が40.2%で最も多く、次いで「猫」(35.1%)、「魚(観賞魚)」(20.2%)と続く。

次にペットを「飼っていて良いと思うこと」「飼っていて困ること」それぞれについて、複数選択でたずねたところ、「良いと思うこと」は、「癒やされる」(83.4%)が圧倒的首位。2位は「家庭内のコミュニケーション増加」(44.8%)、3位は「家族以外とのコミュニケーション増加」(25.3%)だった。

一方、「困ること」は、「旅行などで家を長期間空けづらい」(42.2%)、「お金がかかる」(34.6%)、「災害が起きたときに不安」(26.4%)となった。

ペット用品・サービスにかかる費用は「小型犬」が最も高く、月額平均1万1087円となる。特に「医療費」「トリミング」「衣服」で他ペットとの差が顕著だった。さらに、ペットフードの販売金額は増加傾向にあり、とりわけ「キャットフードのおやつ」販売金額は5年前比189.8%とほぼ倍増していた。また災害時のペットの居場所については、「考えている」回答がペット飼育者の89.0%で、昨年8月比で3.8ポイントアップしていた。