2024年02月20日 09:06

アサヒユウアスは京浜急行電鉄と協力し、京急電鉄が所有する三浦半島の社有林の間伐材を活用したリユースカップ「森のタンブラー」を開発した。京急電鉄が運営するホステルと京急ミュージアムで2月22日から販売する。
「森のタンブラー」は「使い捨て」という消費行動自体を変革することを目標とし、「使い捨てしない」飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップ。「みうらの森林(もり)タンブラー」は、京急電鉄が三浦半島に所有する社有林「みうらの森林」の間伐材を55%使用している。アサヒユウアスが自社グループ以外の社有林の間伐材を使用して商品を開発するのは今回が初めてとなる。
「みうらの森林タンブラー(浮世絵風デザイン)」は、浮世絵風のデザインを描いている。京急電鉄が運営するホステルの3店舗で2月22日から店頭販売。宿泊客以外の利用者も購入できる。「みうらの森林タンブラー(1000形車両形式図デザイン)」は、京急電鉄の車両である1000形(1890番台)の車両形式図を描いている。2月22日から京急ミュージアムで販売する。
京急電鉄では、適切な間伐などにより社有林を健全に管理する「みうらの森林プロジェクト」を2023年2月から開始した。アサヒユウアスは「みうらの森林」の間伐材を使って「森のタンブラー」を開発することにより、京急電鉄が取り組む森林管理を後押し、持続可能な社会の実現に貢献する。