2024年02月19日 09:38

翔和学園は、ロートこどもみらい財団と「多様な学びの場の構築」に向けた包括連携協定を締結した。
翔和学園は「人間の生きていく気力を育てる」という理念を掲げるNPO。2002年より、発達障害やそれに類似した苦手さをもつ子ども・若者たちを対象に「特別支援教育」を実施。フリースクール事業、生活訓練事業、就労移行支援事業、就労継続支援B型事業、グループホーム事業などを展開する。また、「青春の謳歌」をコンセプトに、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に行うプロジェクトベースのプログラムを実施している。
ロートこどもみらい財団は、次世代を担う子どもたち一人ひとりの個性を尊重した未来社会を実現すべく、自分らしく探究しようとする心の「眼の芽」を育てるため、現在の教育制度の下では十分に力を発揮しづらい子どもたちなどに対して、実践的な学び、多様な領域の専門家や技術に触れ自身のスキルやアイデアを磨くプログラムの提供等を行っている。ロートこどもみらい財団内の、力を発揮しづらい子どもたちに対して、同社からも今後様々な学びの機会をつくっていく。
同協定に基づき、両者がそれぞれの強みを活かして密接に連携することで、以下の取り組みを行う。(1)多様な学びのデザインを通じた子ども・若者たちの居場所・学びの場づくりに関するノウハウの共有。(2)子ども・若者の才能を伸ばす教育についての理解啓発の推進ならびに実践研究の実施。(3)子ども・若者の才能を活かしたキャリアデザインについての実践研究の実施。