2024年02月09日 19:41

カタリバが運営する「みんなのルールメイキング」は、つくば市教育委員会と共催で、オンラインセミナーを、2月23日に開催する。セミナーでは、児童・生徒主体の学校づくりを行う「ルールメイキング」の取り組みの実践報告と、官民連携によるルールメイキングの可能性について語る。

2022年12月、生徒指導の指針となる文部科学省の「生徒指導提要」が12年ぶりに改訂され、2023年4月には「こども基本法」の施行とともに「こども家庭庁」が創設。すべての子どもたちの幸福実現のため、子どもの権利を社会全体で保障していく動きが活発化している。

また近年、子どもの意見表明・参画の機会づくりや、子どもたちの声をいかに政策に意見反映するかといったことが注目され、子どもたちが主体的に学校づくりへ参画する動きが高まっている。

カタリバでは、2019年から学校の校則を題材に、中高生にとって身近なルールを対話的に見直すプロジェクト「みんなのルールメイキング」をスタート。現在では全国300校以上と連携し、活動を広げている。本イベントを通して、子どもの意見表明・参画機会づくりといった児童・生徒主体の学校づくりを行うため、学校と自治体、そして民間が連携。今後取り組むべき支援のかたちについて考える時間になればと考える。