2024年02月09日 09:01

キリンビバレッジから、冬の寒暖差に関する最新情報を届ける。寒暖差による不調やその原因を紹介。また内科医、健康ソムリエ石原新菜先生が勧める、体を温めるために積極的に摂取したい食材なども公開する。

昼間と夜や、気温の低い屋外と暖かい室内など、様々な状況で寒暖差に悩まされる時期となった。寒暖差が大きい環境にいると、自律神経が体内の状況を一定にしようとして大きなエネルギーを使う。このエネルギー消費により、体に疲労を感じやすくなるのが「寒暖差疲労」。寒暖差による疲労は不調にもつながりやすく、冷え症やさまざまな症状が現れる。冷え症は手足から始まり、内臓そして全身の冷えへと進行し、症状として、肩・首こり、頭痛、めまい、アレルギーなど体の不調に加えて、イライラ、不安など心の不調も起こると言われている。

寒暖差疲労を防ぐために、自律神経の乱れを整え、体温の上げ下げをなるべく抑え、エネルギー消費をコントロールすることが重要。「冷えると血流が悪くなり、血液が運ぶ酸素、水分、栄養素で働くすべての臓器、皮膚などの不調が起こる。こういった不調には、運動(ウォーキングやスクワット)、24時間腹巻き、必ず湯船につかる、生姜など体を温める食材を意識してとることが重要だ。」と石原新菜先生。

また、寒い季節の外出時は、首、手首、足首など首が付く部位を冷やさないよう、衣類やカイロで温めることや、保温効果のある水筒などで温かい飲み物を持ち歩いて、こまめに飲むことも効果的だ。