2024年02月06日 15:56

Waterfrontは、2月1日、リサイクル素材を使用し開発したオリジナルの傘生地「CiRiC with RENU」を発表した。CiRiCとは、循環を意味するCirculation(サーキュレーション)と、生地を意味するFabric(ファブリック)を組み合わせたWaterfrontオリジナルの造語。また、同素材を使用した「ポケフラット2.0」「ベーシックジャンプ2.0」の2商品の発売を開始した。
同社は伊藤忠商事と共同で、再生ポリエステル糸である「RENU」をベースに傘生地を開発。一般的なリサイクルポリエステルがペットボトルを原料にしているのに対し、RENUは、使い終わった古着の生産時に発生した残布が原料となる。
さらに、ユーザーが傘に期待する撥水性をはるかに超える性能を目指した。検査基準最高等級の撥水性を実現しており、70回洗濯後も撥水性が低下しにくい。また、UVカット90%以上と、傘の生地としても満足できる製品となった。
サステナブル素材であると同時に機能性も高い生地「CiRiC with RENU」を使用し、開発したのはポケフラットとベーシックジャンプの2商品。今回は大きさやカラーリング、手元のデザインなどユニセックスで使用できる商品となっている。環境素材だけでなく、長く使用される傘開発を通じ、持続可能な世界を実現するためのサステナビリティを推進する。価格は2200円(税込)。