2024年02月05日 09:57

スピンとSAKU-RISEは、共同で、大阪市内における「喫煙所設置候補地」を調査しMAP化した。
スピンは、マーケティング・セールスプロモーション・空間演出事業を展開。SAKU-RISEは、公衆喫煙所事業等を手掛けている。
現在、大阪市は2025年大阪・関西万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現という開催理念に照らして2025年1月の市内全域における路上喫煙禁止に向け取り組みを進めている。その一環として、「喫煙者と非喫煙者が共存できる分煙環境の整備」がある。既に多くのメディアでも紹介されたレポート「大阪市内に必要な喫煙所数と設置不足が商店街におよぼす影響」等を踏まえると、喫煙所設置には民間事業者の協力が必要不可欠だ。そこで、まずは重点地域の実態を明らかにすることで1件でも多くの民間事業者から支援・協力頂くことを目的として「喫煙所設置候補地」を調査し、その実態をMAP化した。
上述のレポートによる試算では、大阪市内において必要な喫煙所数は367か所。これに対し、同調査の結果、560か所を超える喫煙所設置候補地が浮かび上がった(主に「鉄道、駅周辺」「事業所や飲食店などが密集する地域」に属する月極P、コインP、駐車場、商業施設やコンビニの敷地等、活用可能と考えられるスペース)。同調査結果を踏まえて、官民連携による公衆喫煙所(分煙環境)の整備事業ならびに、民間事業者に向けた「大阪市指定喫煙所設置経費等補助金」の活用も視野に、取り組みを推進・支援していきたいと考えている。