2024年01月31日 15:42

RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、最新のZ世代調査として「お笑い」をテーマにした調査を実施。大学生の昭和のお笑いについての意識調査を行い、その結果を発表した。

最初の設問では、大学生が不快に感じるお笑いを調査。その結果、大学生の約6割が不快に感じると答えたのが「容姿をいじる笑い」だった。次いで「暴力的なツッコミの笑い」「他人の悪口に対する笑い」と続く。他にもどのようなお笑いを「昭和のお笑い」と考えるかを自由回答で調査。「容姿をいじったり、ステレオタイプを前提とした言動。伏線回収などがない比較的単純な言動」「芸人さんがとにかく体を張る」「下ネタや暴力」などの回答が挙げられた。

一方、大学生の54.3%が、過激な昭和のお笑いを「時代的に仕方がない」と考えていることも分かった。最後に、最近やりすぎている笑いと感じたことも自由回答で調査。その結果、「食べきれなくて吐いたことを笑っていたこと」「芸人さんの家族にまで悪口を言っていたこと」「学力をいじったり、家庭環境をいじっていたこと」などの回答が挙げられた。

サークルアップは電通若者研究部が自らの研究ツールとして開発し、2022年6月に同社が事業売却を受けたクイックリサーチツール。約2万人の現役大学生が登録しており、100サンプルの調査が10~30分で完了するなどそのスピード感が特徴で、多くの企業のマーケティング活動やリクルーティング活動に活用されている。