2024年01月25日 09:59

三重県亀山市とマーケットエンタープライズは、1月24日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。
亀山市では、市民から不要品を募り、市のイベントで不要品リユースマーケットを出展するなど、リユース推進のために取組を行なってきた。より一層のリユース加速を図るため、市が独自の取組を行なうことも検討してきたが、集まってきた不要品の保管場所確保などの懸念点も多く、新たな施策導入をできずにいた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、亀山市がマーケットエンタープライズに働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合したため、マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。
「おいくら」では、不要品を売りたい人が査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評となっている。1月24日より、亀山市ホームページ内に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になる。