2024年01月25日 09:58

日本国際協力センター(JICE)は、日本国政府(外務省)が推進する人的交流事業である対日理解促進交流プログラム「JENESYS2023」の一環として「JENESYS2023 SAARC同窓生学生会議」を実施する。

SAARCとは、「南アジア地域協力連合」のことで、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタンが加盟している。JENESYS SAARC同窓生学生会議では、過去のJENESYSプログラム(対象国:SAARC諸国)に参加をし、現在、日本に滞在するSAARC諸国出身の同窓生と日本の学生を交えて、両国・地域の関係や共通する課題についての問題意識の共有、視察、体験、課題の解決に向けた意見交換を行う。参加者同士の関係性構築及び相互理解を通じて友好協力のネットワークを強化することはもちろん、それぞれの課題解決力や現場力を育むことを目的としている。

同プログラムでは、「環境と農業」をテーマに、静岡県に於いて1泊2日のプログラムを行う。静岡県掛川市にある「掛川キウイフルーツカントリー」は東京ドーム5個分の広大な森全体が農園となっている教育・観光農園。この農園全体を使った「国際協働体験プロジェクト」を行うことで、日本の地方が抱える環境・農業にかかる課題に触れ、両地域への理解を深めるとともに、課題解決に向けた行動計画を作成する。

参加費は無料。応募締め切りは2月13日11時。

詳しくはこちら