2024年01月24日 19:45

1月10日に豊橋温室園芸農業協同組合が市長を訪問し、4月12日が豊橋「つまもの」の日として日本記念日協会において記念日登録されたことを報告した。

豊橋市は生産量日本一の大葉をはじめとした「つまもの」の一大生産地。同組合では、豊橋の「つまもの」を和食はもちろん、洋食などにも普及させることを目的に記念日登録を目指していた。

つまものとは、料理のあしらいとして飾り、彩りとして見る人の心を和ませる四季折々の草木や花々をさしている。その美しさや香りで料理を一層際立たせ、また殺菌効果や臭みを消す効果のあるものもあり、日本の食文化にはなくてはならないものとなっている。

2022年現在の大葉生産量は、全国の約55%が愛知県。このうち豊橋は約27~8%の生産量で、仙台から福岡までほぼ全国をカバーしている。エディブルフラワー(食用花)はそのまま食べることができ、サラダやケーキ、ヨーグルトなどの華やかなトッピングにぴったり。

食用菊は料理のつまに使われる小輪種、花びらのみを食用とする大輪種に大別される。生態、形態上で観賞用のキクとの明確な相違はなく、苦味が少なく、味や香りが良いものを選抜改良したもの。小菊は刺身の横に添えるだけでなく、食用として様々な料理に使うことができる。

豊橋「つまもの」の日登録年月日は、令和5年12月22日。登録記念日は4月12日(よ(4)い(1)つ(2)まものの日)。